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  1. 2020.04.11

    ARRIVAL,0.0833

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こんにちは、世界。

こんにちは。大変おひさしぶりです。

#include <stdio.h>

main( )
{
  printf("hello, world\n");
}

これを見て、すぐにピンとくる人はそこそこおられるかと思います。これはC言語ですが、Perlでもjavaでもなんでもよいのですが、プログラミング言語を扱う際に、最初に練習するコードとして、画面に単に”Hello, world ”と表示するだけのプログラムがあります。

――それがHello, world .

バンプオブチキンの曲名で知ってる方もいるかも?

もともとエンジニアあがりである人は、おそらく”Hello, world” に創作とのリンクを感じません。(そう思う。なぜなら馴染みすぎているが故に)

でもそれで、ひとつ、作品がありました。ありました、というか、2016年の夏に、つくりました。最初はちゅうでん児童文学賞に応募するためでした。

いうまでもないですが、あえなく落選。そして朝日学生新聞児童文学賞へ、改稿後応募するも、これまた落選。さらに大改稿して4万文字加筆し、ディスカヴァー主催のグランプリに応募するも、これまた落選(最終候補までは残していただいたのですが)。

これ以外にも、すばる新人や、諸々おくりました。それだけ、「落ちるのが納得いかない」という、書き始めて間もない書き手にアリガチの、思い上がりだったのかも、しれません。

だとしても、これまで40本近くがむしゃらに仕上げてきた虹乃としては、その中でももっともニジノらしい色合いをもつ作品のうちのひとつであり、なおかつ、「よくこんなの書けたなあ」と自分のキャパを超えるところまで届いたのでは、と感じられる作品でした。

単に思い込みかもしれないですね……。それでも、今回、産業編集センターさんが主催される、第五回暮らしの小説大賞で、この作品を最終候補まで残していただけました。作品が先にありました。一昨年は、第四回は、暮らしの小説大賞の存在を認識していませんでした。しかし、昨年、この公募の存在を知り、「ここには、これしかない」という思いで、ひとつの作品を突っ込みました。

この作品は、感動して泣いたとおっしゃっていただける方が、たくさんおられました。悩みながらもそうしていくらかの方からフィードバックをいただき、さらに改稿も何度もし、現時点では最大限の良さと持ち味をつぎこんだ愛する作品と言えます。

739本中、11本が二次通過し、それが最終候補だとのことでした。

「待つ」というストレスは、何度も体験したといえます。解っていたと思ってました。でも、諸々、スケジュールなどが推測できるがゆえに、「この日」に連絡がなければ、それは、「可能性という名のブロック」がガラガラと音を立てて崩れていくかのように、心と躰を蝕みました。心が元気でないのに、躰だけ元気であるというようなことは信じられなくなったし、殻である器だけなんとか元気にして、心をごまかそうとしても身動きできないほどに疲弊していきました。

白黒はっきりしない。ウェブ上で開催されている一部のコンテスト以外の一般公募では、半年待つことはザラです。ニジノも、今もいくつも待っている状態です。

送ったことを忘れるくらいの気持ちで、次へ挑めれば一番よいのはわかっているのですが、そんなうまくはいかない人がほとんどだと思います。例外なくニジノもそうでした。というより、むしろそのストレスには、弱すぎると言いますか……。

ええいっ! まわりくどい!!!!

 

えーい!!!

 

つうわけで、暮らしの小説大賞、落ちました!

応援してくださった方、ありがとうございました!!!!

本当にうれしかったです。

応援してくださった方、結果を出せなくて、本当に申し訳ありません!!!!

本当に悔しいです。

公募での最終候補という事実は、まぎれもなく成果なので、次いきます!!!

くやしいですが!

 

でも‥‥…………

 

で、で、でも……………

 

へにゃっとしてるので、すいません……。

 

いろいろと。

いける気なんて、かけらも、しねえよ!!!

ま、それもこれも人生。

 

ちなみに、うちの猫ズはきづけば12歳……。

 

……。

…………。

 

転落なんて、させねえよ!!!

みな、幸せに。生きる。絶対!

ニジノ

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