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202410/28

清流の国ぎふショートショート文芸賞 受賞式・講演会へ行ってきました。

 清流の国ぎふショートショート文芸賞の授賞式と、特別審査員を務められた米澤穂信さんの講演会に参加するため、岐阜県図書館に行ってきました。

 岐阜県図書館を訪れるのは二度目。一度目は、2017年の小島信夫文学賞(岩井啓也さんが『烈果』で受賞した会)の受賞式・講演会(講演は堀江敏幸さん)に行ったとき。
 これを読んでくださっている方の幾人かはご存じだと思うのですが、私の活動歴、2016-18年のあとから、実に2023年の夏あたりになるまで空白です。別れもたくさんありましたが、途絶えてしまったと思っていた縁も不思議と復活したりして、状況の変化というのは、意思だけによるものではないなとしみじみと感じるところです。(選び取る人生という意味ではなく、なにか与えられて歩まされている道のりという感覚で)

 私は大賞を受賞したわけでも特別賞でも優秀賞でもないから、壇上に立つこともない。と、思いっきりラフな格好で参じましたらまず入り口で一般観覧だと思われ案内されかける。あ、いや、えっとと手元の招待チラシを出すと、「失礼しました!おめでとうございます!」と迎えていただきました。開式20分前には図書館へついていましたが、講堂に入ると参列者はほぼ勢揃いでした。みなさん早いよ。受賞者は着席する場所が予め決められており、それを探してきょろきょろとしていると、なんと30センチくらいの距離に米澤穂信さんが座っていた!(後で気づいた)うおー!ちかい!

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いす。

 もらった作品集。すごく立派!

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作品集

 いただいた賞状。

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入選証

 「ショートショート文芸賞」と冠にショートとついているので、これはショートショートの賞ですよ、と捉えていたのですが、実際の応募作品にはSSは少なかったそうです。結果、大賞も特別審査員賞もどちらもいわゆるショートショートではありませんでした。
「ショートショートのつもりだったけど、いざ蓋を開けてみたらショートショートあんまりなかった。でもしっかり向き合って真剣におもしろい作品を選びました!」という感じ。特に特別賞は、いかにも米澤穂信さんが選んだぜ!という感じの「ふざけた」作品で、これがおもしろかった。真面目におふざけに取り組むことはとても難しい。アイデアを最後まできっちりかききり、ふざけきる。すごく評価されているのも納得でした。

 懐の深い賞だと感じましたので、ご興味のある方はぜひ次回以降、応募されてみることをおすすめいたします。

 このくらいで。

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