わたしはわたしが嫌いだ。
好きでいたいけれど、わたしはわたしが嫌いだ。
だから好きになる努力をずっとしてきた。
それは努…
桜の花びらを拾った。
いっぱい拾った。
明日になれば潰れてしまう花びらを拾った。
薄張りのグラスにいれると、ピンクのコー…
3月17日(日)午後13:30~16:00の予定で、3枚の写真から原稿用紙2枚分のショートストーリーを書いてみよう、というワークショップ…
第一回人生逆噴射文学賞にて、『骨を孕む』を大猫昔話賞に選んでいただいたのですが、その大賞発表配信をさきほど拝見しました。それで初めて知った…
□二〇一七年二月二十二日
『自分の骨の味を知れ。 かみしめよ。地面に埋めよ。 掘り出してもう一度かみしめよ。』
十六でこの言…
ロボットがほしかった。もらえたのは、ニューヨーク東八番街の奇跡に出てくるみたいなちいさなロボット型のラジコン。それは畳の上でじりじり動いた…
「裕人? 久しぶり。元気そうだね、でもちょっと太ったんじゃない?」 いきなりそれ? くっ、最近コンビニスイーツがやたら美味しいんだから仕方…
ざあ、と音がしていた。
とくとくと音がする。
わたしは白くて、子どもにはにがてな存在であるらしい。
わたしは溶か…
鼻の頭に瘡蓋ができて、いじっていたら血が出た。
とれた瘡蓋はうっすらとした茶色で、ポロリと落とせば床の木目に紛れるほど。
少し…
こんにちは。ふつうの記事?を書くのはとても久しぶりな気がします。あ、お久しぶりです。
最近カクヨムやら、あちこちに出没している私です…